私がフライブルク大学を卒業した後、ドイツの大学制度は抜本的に改革されました。例えば、私の取得した、Magister Artiumという学位は、今の大学制度では存在しません。。その代わりBachelorとMasterと呼称される学位があります。ドイツだけではなく、全ヨーロッパの大学制度改革過程は「ボローニャ過程」と呼ばれています。私はもう長い間日本に住んでいるので、学生からドイツの大学について質問されると困ります。ドイツの変化を見逃さないように、ドイツのマスコミ報道には常にアンテナを張っていなければなりません。
昨日部屋を掃除しながらドイチラントラーディオ・クルトゥーアの対話番組を聞きました。その番組でギーセン大学の学長ジョイブラト・ムカージー教授とビーレフェルト大学の社会学者シュテファン・キュール教授がボローニャ過程のメリットとデメリットを評議しました。聴取者は電話やメールで番組の間中に問いを発しました。もちろん私も掃除を中止して、ドイチラントラーディオ・クルトゥーアにメールを送りました。
昨日の対話番組の第一部分がこちらからダウンロードできます。私の質問は番組が始めた21分頃後答えています。二部第分はこちらからダウンロードできます。番組についてこのウェブサイトをご覧ください。