私は6年前このブログで「環境運動の故郷」について書きました。その時勧めたラジオ番組はこの間南西ドイツ放送局のサーバーから消えてしまいました。でも、最近youtubeで同じ南西ドイツ放送局のテレビ番組を発見しました。この番組では、40年前の初期の頃の反原発運動について語られています。
//www.youtube-nocookie.com/embed/4ybq9MjL2fE
youtubeは自動でドイツ語(?)の字幕を作ります。でもその字幕のドイツ語は機械的に作られたものなので、非常に不自然で理解が困難です。私はそのため、自分でこの番組を文字に起こしました。ドイツ語のスクリプトが欲しい人は、私に連絡を下さい。誰かこの番組を日本語に訳していただければ嬉しいです。
環境
成長の限界
今日の勧めは先週ドイチュラントラーディオ・クルトゥールで放送されたインタヴューです。米国の経済と環境学者デニス・メドウズ教授は1972年にローマクラブ用「成長の限界」という論考を書きました。このインタヴューで「成長の限界」が発行された40年後の世界環境や経済問題について話します。インタヴューはこちらで聴けます。書き物はこちらに載っています。
東京電力の反対は何ですか。
たぶんEWSという電力会社です。 ちょっと例外ですけれども、今日はラジオ番組ではなく、ビデオを勧めます。このビデオはEWSの歴史を語ります。
お帰りなさい
ドイツから帰国した日本人の観光客はよくドイツの自然に熱狂しています。でも、日本に比べると、ドイツの自然動物の種類は少ないです。たとえば、ドイツの首都ベルリンのシンボル動物のクマは、約200年前に絶滅しました。でも、同時に絶滅したオオカミは21世紀にまたドイツに帰って来ました。東ドイツのラウジッツ地方には2000年からオオカミの群れが定住しています。ドイツのオオカミに興味がある人は、このSWR2 Wissenラジオ番組を聴いてください。その番組の原稿はこちらからダウンロードできます(PDFファイル、68,3KB)。
蛙
サミット
現在北海道の洞爺湖に開催されているG8サミットはドイツのマスコミにも話題です。たとえば、 DeutschlandradioKulturと言うラジオチャンネルにはBUND(「ドイツの環境自然保護結社」と訳せるNGO)の社長はこのインタヴューで気候保護とエネルギー物価について話します。インタヴューのmp3ファイルを聞きながら、文書がここで読めます。
洞爺湖サミットについて、他のラジオ番組にはこちらからアクセスできます。
鳴真似
南西ドイツ放送第一チャンネル(SWR1)は平日の午前中Leute(人々)と言うラジオ番組を放送します。その番組でポップス音楽の曲の間、面白い人はホストと喋ります。
昨日のゲストは生物学者ウーヴェ・ヴェストファール博士でした。ヴェストファール先生の趣味は鳥の鳴き声を真似ることです。中央ヨーロッパに土着の130種類の鳥の鳴き声が完璧に真似られます。こちらでその番組が聴けます。番組の予告はこのサイトに載っています。
番組の中で真似た鳥はヒバリ、ヨーロッパコマドリ、ツバメ、クロウタドリ、クマゲラ、アカゲラ、オウム、ウズラクイナ、ウタツグミ、>シジュウカラ、オグロシギです。
ところで、ヴェストファール博士のヴェブサイトでCDが注文できます。
セビット
明日から日曜日までドイツのハノーバー市には世界最大IT見本市は開催されます。今年のテーマはグリーンコンピューティングです。皆さん今このブログを読みながら二酸化炭素どのぐらい作っていますか。内のパソコンは省エネですか。
クリーンコンピューティングについて知りたい人にこのDie Zeitの記事を勧めます。読むよりラジオを聴くの方が好きな人にこのSWR2番組を勧めます。
さようなら世界遺産
日本人はよくドイツが環境や自然や文化財保護の天国だと考えています。その印象はたぶんドイツの観光産業の広告キャンペーンの所為です。本当のドイツは自動車の天国だと私が思います。たとえば、2004年世界遺産に登録されたドレスデン・エルベ渓谷には先月新しい橋の工事が始りました。その橋の計画のため、世界遺産委員会はドレスデン・エルベ渓谷を危機にさらされている世界遺産リストに登録しました。
このDie Zeit紙の写真廊にその Waldschlösschenbrücke(森小城橋)と言う橋の工事現場と工事の反対運動の写真が見えます。是非ご覧下さい。
環境運動の故郷
一昨日のSWR2 Wissenと言うラジオ番組に、ヘルムート・フライ氏は私の大学町フライブルクから20キロ西の方にあるカイザーシュトゥール(「皇帝の椅子」)山脈を紹介します。この小さい山脈はドイツの最も暖かい地方で有名です。ラジオ番組は景色(葡萄畑、森、地質など)を描写します。
カイザーシュトゥル地方には、1970年代にバーデン・ヴュルテンベルク州政府が原子力発電所の建設を予定をしました。その時、カイザーシュトゥルには強い反対運動が出生しました。その反原子力運動は、ドイツの環境運動の根源の一つでした。